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杖がある生活

 先日の手術後、「カテーテルが体内に入っているから違和感があるけどね」とお医者さんに言われて出てきたんだけど、案の定、KSの私には、違和感どころの騒ぎではない。

 痛みが出ると歩けません。痛み止めも効きません。

 それでも会社に行かなければいけません。杖は必須です。

 1週間程度で杖は不要となると思っておりましたが、そんなことはありません。
杖を突かずに、往復できたのは、たったの2日だけでした。最近は、持って行って途中で使う、になっています。


 でだ。もうこうなったら、杖を満喫してしまえ、とばかりに、半分自棄になって使っています。どうせ、短期間だからね。

★歩道を歩く

  後方からの自転車に必要以上に注意するようになった。
  前方からの自転車のときは、よけられる場所があればそこで待機。やり過ごしてから歩行再開。
  人ごみ。避けたい。駅の中で斜めに突っ切るときには、車での流入と同じ方法。手を上げて、通りたいと言う意思表示をします。これは、若い方よりも年配の方に有効。

★駅・電車

  エスカレータやエレベータをふんだんに使う。
  譲られたら、素直に「ありがとう」「すみません」と言って従う。
  電車の座席では座れない。昔なら譲ってもらえたけど、今は無理。弱い立場が生き辛い世の中になったと痛感。
  弱者を平気で除けさせる若者たちが多いのは悲しい。

★会社

  びっくりするから杖は使わないでと言われたけど、痛いといきなり歩けなくなるので無理。使います。
  優しい社員もいます。ここでも譲ってもらったときは素直に従う。普段の譲り合いとは違うから。

★買い物

  申し訳ないけど自分優先で家族のものまでは買えない。片手しか使えないから。

★総括

  随分と不自由ですよ。杖があると。体力使います。疲れます。歩きにくいところが多い。優しいひともいるけど、大抵はそうでない。

 さて、この杖とおさらばできるようになったら、今まで優しくしてくれたところでは、存分にお返ししますよ。今いっぱい勉強させてもらっていると思っています。

 経験しないとわからんからね。

by ja1toep1 | 2011-09-11 09:30 | 闘病生活3 | Comments(0)

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