帰宅困難者対応訓練 ~いろんな人がいた~

 小学生未満から80代の方まで、いろんな人がさまざまな格好で参加したようです。

 東京コースでは、80代のおじいちゃんが自転車を曳きながら参加。スタート時、周囲の人が「自転車はダメだよ、今日は歩くんだから」って注意していて、自分も同意見だった。でもおじいちゃん意に介さず、自転車を曳きながら参加した。後で、聞いた話だが、そのおじいちゃんは、自転車というつっかえ棒がないと歩けないらしい。私より早くゴールインしました。
ちょっと気になったのは、その自転車をスタート地点までどうやって運んだのか、っていう事でした。気にしすぎでしょうか。

 スーツ姿で参加したご年配の方。おそらく奥さん(またはお嬢さん)が脇に小さなリュックを背負って一緒に歩かれていた。私も最初は通勤時の服装と装備で歩こうと思っていたので、そういう考えで歩く人もいるんだって、感心しました。その方々には、途中で抜かれました。軽装の勝ちっていうところでしょうか。

 △布市では有名だという方から声をかけられました。私もアンテナをビヨーんって上げていてとても目立つ存在でしたので、きっと、お仲間だと思われたんでしょう。話したいことを一通り話したからでしょうか、その方は、去っていきました。途中何回かお目にかかりましたが、最終的には、私よりも遅れてゴールインされました。
この方の素晴らしいところは、歩道を幅広に歩いている方々に、後ろからの自転車を注意していたこと。小さなメガホンを持って、細々(こまごま)と注意していました。気持ちはとってもわかりました。えらいなぁって感心しました。

 途中途中で立ち止まったりAS(エイドステーション)で固まって喫煙をされている人たちもいました。まぁ、個人の自由なんですが、タバコの煙まみれの方々の周囲にはいたくありませんで、終始避けるようにしておりました。災害時にも、この方達は喫煙するんでしょうか。新たな火種にならなければいいな、とか、ガス漏れのところでは、一瞬にして火達磨になるかな、とか、いろいろと考えさせられました。

 一番にゴールされた方は、平均時速6kmで飛ばしたことになります。並外れた運動神経の持ち主とお見受けしましたが、果たして、災害時にもそうするんでしょうか。ちょっと違うかな、まぁ、いろんな人がいますね。

 私が苦しいときに、ずっと追い越したり越されたりしていた方がいました。ラジオをがんがんかけながら歩いていた方でした。災害時には有効なのかもしれませんが、音量がねぇ。。。スタート時に電池を入れて、どこまで使えるかという耐久試験かもしれないと、途中から強引に思い込んで歩きました。途中何度も追い抜きました。でも、その方には追い抜かれた記憶がありません。7回は抜いているのに。きっとASで抜かれているんでしょう。残念ながらこの方は、私のペースメーカーにはなりませんでした。むしろ、抜くたびに私のペースが狂うので、アンチペースメーカーになってしまった方でした。
この方の素晴らしいところは、マスクでした。確かに、マスクは有効かも。そこにはさすがに思いあたりませんでした。

 小さいお子様も参加され、ゴールインしていました。大きな地震、いや、自信につながることでしょう。途中、もし、おんぶや抱っこをしていたら、親が持ちませんので、おそらく自分の足で歩いたものと想像いたします。

 私のように一人で黙々と歩いている方も何人もみました。同じペースで歩いていました。1kmぐらい歩いて10mぐらいずつ、徐々に離されていくんですが、どうしても追いつけませんでした。

 初めのおじいちゃん。後で思ったのですが、いろんな歩き方をしてもいいじゃんってね。別に競争でもないし、むしろ自分への挑戦かもしれないと思いました。

じいちゃん、天晴(あっぱ)れ。 
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by ja1toep1 | 2008-09-24 19:24 | 災害・ボランティア

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