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NEWS<小学生乗ったバス、崖下に転落=岐阜の児童ら39人負傷、運転手死亡>【追記】

 私はバスの転落事故で思い出してしまうのは、がけ下にバスが何台か転落して多くの犠牲者を出した、古い古い事故(飛騨川バス転落事故)。私ももう古くなってしまったけども。
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飛騨川バス転落事故(ひだがわバスてんらくじこ)とは1968年(昭和43年)8月18日、岐阜県加茂郡白川町の国道41号において、乗鞍岳へ向かっていた観光バス15台のうち、岡崎観光自動車所有の2台のバスが、集中豪雨に伴う土砂崩れに巻き込まれて増水していた飛騨川に転落し、乗員・乗客107名のうち104名が死亡した事故である。日本のバス事故史上における最悪の事故となった。
===ウィキペディアより

 今回は、運転手さんが、運転不能になるような病気に遭われて、運転が困難になったことによる事故と報道されている。

 で、最近、ありがたいなぁって思うのは、バスにもシートベルトが義務付けられていることかな。
以前なら、こういう事故の場合、犠牲者はこれほど少なくなかったはず。最近は、それほどひどい落ち方をしない限り、亡くなる方は少ない。

 昔、自動車に、シートベルトが義務づけられた、という時代があった。
外科医の兄が言った言葉が印象的だった。

 「シートベルトが義務付けられて、何が減ったって、額を縫う回数が減った」

 これほど、シートベルトの効果を表す生々しい言葉はないだろうと思った。

 できれば、運転手さんにも生還して欲しかった。もっとも、こっちは、シートベルトの有無の問題ではないけど。ご冥福をお祈りします。






 ウィキペディアから、事故の詳細を読むに。。。

 当時の情報収集や伝達は、今ほど発達しておらず、もし、こういうときにラジオからの情報収集を怠らず、もし、現地で通行止めをしていたら、とか、思います。
ただ、今回の震災でも、10mの津波という情報の伝達が、最初の波で不能になったり、自治体の、見えないところからの警報のみの発報など、それほど改善されているとは思えない節がある。

 このバス事故では、運転手や主催者が現地で協議してツアーを断念したりしていることから、何もせず手をこまねいていたわけではなく、やるべきことはやられたのかと思われる。
しかし、残念なのは、やはり、目をつぶっていても走れるような、慣れた道だった、ということだろうか。

 私もわかるその心境。いつも通いなれた道であることが、結果的に無理をすることになるということ。

 私たちは、そういうことを、思い出さなければいけないのだ、と思う。

by ja1toep1 | 2011-10-08 07:36 | NEWS | Comments(0)

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