トルネード

 場所はよくわからないんだけど、駅の北側、そう離れていないところに大きな工場群がある。その東方向には海があるから、そうだね、私が知っているそういう場所は、仙台かな。

 とある工場、そこは、科学工場なのか、またはその事務所なのか、見学コースなのかは知らないけれど、フラスコやビーカーが所狭しとたくさん並んでいる。

 部屋全体がガラスでできているかのように、外が透けて見える。そこをゆったりと歩いていたときのこと。
ふと外を見ると、雲がとても早く流れていたのがいきなり、ある一点を中心に渦上に回りだした。

あっ、これ見たことがある。このまま、漏斗状になって竜巻ができるんだよね。知っているよ。

と、思ったとたん、見る見るそれが現実となって、竜巻が形成されていく。規模としたら、そうだなぁ、藤田スケールでいうと、1か2、せいぜいF2かな。

って感心していると、やっぱり、こっちに向かって進んでくるのがわかる。

逃げなきゃ。

周りを見ると、従業員なのか、研究生なのか、一見慌しく、でもけっこうゆったりと、そうだねぇ、「またかぁ」見たいにね。ということは、こんなの慣れている、ってとこなのでしょうか。

逃げ場所。地下室があれば地下室が最適。地下室がなければ建物の中心、周囲に尖ったものや割れやすいものがないところで、できればしっかりとしたものに体を縛り付けられそうなところ。。。

と思って、周囲を見渡せば。がーん。何これ。

そうなのよ。フラスコや、ビーカーって、ガラスじゃん。ダメじゃん。

あわてていろんな部屋を駆け巡るも、みんな同じような部屋で、安心できるような部屋がない。しかも、小さいテーブルはあるけど、しっかりとした家具や設備がなくって、体を固定できそうなものがない。

ふと、外を見ると、もう、そこに来ている。風も強くなっているぅ。

仕方がないので、大きな部屋の中で、竜巻から走って逃げることにした。

一個目は、なんとかやり過ごした。


なんか、みんなが外を見ているので、目を外に向けると、あっちこっちで、さっきのような光景が見られる。またひとつとトルネードが作られて、こっちにむかってくる。しかも、今度のは、でかそう。




 今度は、まだ頼りない家具だけど、仕方がないのでその下にもぐって、隠れることに。
とりあえず、ホッとして、周囲を見ると、小さな人影が。まだ逃げないでいるらしい。

危ないよ。そこにいちゃ。

見てられなくって、一旦逃げたのに、また出かけていく。

小柄な女性が、おぼつかない足取りでうろうろしていた。

手を引いて、さっきの場所まで連れて行く。


 そうこうして、何度も竜巻が来るたびに、その小柄な女性を見つけては手を引いて、一緒に逃げ隠れして、なんとかその竜巻群をかわした。



 久しぶりの竜巻の夢だったねぇ。疲れたねぇ。いっぱい逃げたもんね。へとへとだよ。ということで、やっと、本当の眠りに入った私でした。

 ところで、先ほどの小柄な女性ですが、細かいところまで思い出していくと。。。


 なんだ、母(かあ)ちゃんじゃない。

 そうそう、認知症になって、仙台の駅前の病院に入院した頃の、あの、母ちゃんに似ている。小さくなってしまっていたね。しかも、移動するときは、歩けはしていたけれど、手を引いて一緒に歩いたっけ。

 母ちゃんは、今もそうやって行くべき場所に向かって歩いているのかなぁ。

 親父の時は、今までの19年間、一度も夢には出てきてくれなかったのに。そうかぁ、母ちゃんは出てきてくれたんかぁ。(ここでいきなり涙があふれ出た)



 そう言えば今日は、三七(さんしち)日。

まだまだ道は遠い。
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by ja1toep1 | 2010-10-09 11:31 | 夢の話

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