新人

先日店が閉まってたから、てっきり閉店かと思ってたラーメン屋が開いていたので、久しぶりに入ってみた。
ここは立川駅南口にある立ち退きを迫られている店で、とんこつだしのラーメンが美味い店。

相変わらず客が多いが今日はカウンターの中も混雑していた。私ぐらいのおじさんと若い店員がいた。如何にも新人とわかる。ちょうど入っていったとき、おじさんは、先輩格の店員から怒鳴られていた。
目を見ると、涙目で目が真っ赤。

何を叱られたのだろうか。

理由は、そのうちにわかった。。。

例えば、客が注文をする。普段なら、皆に聞こえるように、「とんこつラーメン、3番さん」とか言うでしょう。それがない。だから、注文があったのかどうなのかがわからない。皆に伝わらない。で、しばらくしてから注文されたものを言うんだけれど、何番かはそのおじさんしかわからない。

客商売からしたら、致命的とも言えるミス。

そのうちに、若い3人グループが入ってきて、私の左隣に座った。
一人ずつ聞いていくが、覇気がないため、何が注文されているのか危うい。確認もしないから、なお危うい。

そうちに、3人分のラーメンが出てきたが、2人めのラーメンが、どうも注文と違うようだ。

あれっ、おれっ、こんなの頼んだっけ、とか、変な頼み方したから、いけなかったのかなぁ、とか、ラッキーなことに、客の方が譲ってくれた。

相当に危ういよ。このおじさん。やばいと思った。


若いお兄ちゃんも、別な意味で危うい。

サランラップのきり方が、持ち方がラップの出し方が、非常に危うい、というか、やったことないだろう、っていうほどの不器用さ。見かねた店員が、「それではやりづらいだろう」って怒りを我慢しながら助け舟を出した。

若い人は知らないけれど、おじさんはラーメン屋をやりたくって来たとは思えない。仕事が頓挫したかで、仕方なくきたんではないかな。一瞬でそこまで考えさせるような状況だった。

大変だな。今は新人でも、いつまでもそんなことやってられないぞ。

でも、他人事(ひとごと)とは思えない。

つい、代金を払う時に「頑張ってね」って言葉が口をついた。



まぁ、聞こえていないだろうけど。
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by ja1toep1 | 2009-10-09 22:52 | 日記

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