車内トラブル

 通勤電車でのひとこま。パート2。

 今朝の埼京線は横浜での人身事故の影響で遅れに遅れ、私が新宿駅で乗ったときには、復旧しはじめたころのことでした。このため、埼京線は、いつに無く、最強の混み具合で、あちらこちらで一触即発の状況でありました。

 私の目の前でも、まさにそういうことが起きようとしていました。

登場人物・・・なか、おじ(おじさん)、若チ(若いチンピラ風の男)、周囲(のおじさん)、お嬢(近くにいた、背が低いお嬢さん)。

状況・・・①私は進路方向の右側を向いて立っていた。
     私の左どなりに②【おじ】さんが私と同じ方向を向いて立っている。
     そのすぐ前に③【若チ】ンピラが進路方向を向いて立っている。
      【若チ】ンピラは、両手を上に伸ばして、右手でドアの上を押さえ、左手で、つり革につかまっていましたが、その腕が、【おじ】さんの頭を直撃していました。
     そのすぐ後ろに【若チ】ンピラに背を向けている④【お嬢】さんがおりまして、
     そのお嬢】さんのすぐ前に進行方向を向いている⑤【周囲】のおじさんがおります。

        -------------窓側
 進路方向←   ③④
           ②    ⑤
            ①

         電車の中は立錐の余地もないような超混雑状態でした。

おじ:ちょっとさぁ、この手どけろよ。
若チ:うっせぇ。
おじ:混んでいるんだからさぁ、みんな大変なんだからさぁ。
若チ:うっせぇ。    (と言って、全く取り合わない)
           :
おじ:足踏んでるんだろう。足踏むなよぉ。
若チ:お前が先に踏んだんだろう。
おじ:俺は踏んでない。
若チ:いやぁ、あんたが先だ。
           :
おじ:だからさぁ、この腕、どけろって言ってんだろう。どけろよ。
           :
 このとき、電車がちょっと揺れて、若チの左手が離れた。
           :
おじ:できるじゃんよぉ。離せるじゃん左腕。
若チ:うっせぇ。あんたの息、くせぇんだよぉ。
おじ:なんだとう。若造め、口の利き方も知らねぇのか。公安警察にでも行くかぁ。
           :
 と、まぁ、どんどんエスカレートしていく。

私のすぐ目の前で繰り広げられているこの状況、やばいなぁ、巻き込まれたくないなぁ、っていう気持ちがどんどんと強くなっていった。(まぁ、当然でしょう)

お嬢:この人、さっきから変なんですよぉ。

  この状況下で、しかも、若チのすぐ後ろでこんなことしゃべって、きっと、巻き込まれるぅって心配していましたが、何も起こらない。普通だったら、被害は、確実に、このお嬢さんにもおよびはずなのに。。。

 でも、本当になんかおかしい。この若チ。
まるで、今までも大変な目にあっていて、「もういい加減にしてくれ」といわんばかり。また、チンピラに見えるのは、よれよれのスーツを着ていたり、何があっても、何を言われても全く動じないことでしょうか。このおじさん、結構凄みのある方でしたが、全く意に介さないというのでしょうか、殺気は感じないのですが、どうも、なんか変な方なのですよ、この若チさんは。

それでも、まだ、この、若チとおじは言い争っていました。

と、ここで。。。

周囲:もう辞めなよ。みんな大変なんだからさ。     と見るに見かねての助け舟。
若チ:うるせぇなぁ。

と、なんか、火種が飛びそうな嫌な空気。

でも、飛ばないんだよ。これは、この若チさんの独特の雰囲気がそうさせているように思えてなりませんでした。

そこに、なかちゃん登場。

なか:(おじに向かって)こらえてください。(と小声で)
おじ:うん。(わかったと、言いたげに)
          :
  また、若チとおじとの口げんか。。。
          :
なか:こらえてください。なんとか、こらえて。。。(祈りながら)
おじ:うん。
          :
  渋谷駅が近づいてきた
          :
なか:(祈りながら)深追いしないように。
おじ:うん。わかっている。
若チ:なんだぁ、こらぁ。
          :
なか:こらえてこらえて。(小声で)

  渋谷駅到着。

ここで、人波に押されて、若チはホームに。おじ、は何か言いたげだったが、ホームへ。私は、別な車両に乗り換えたのは言うまでもありません。

 でも、何事も無く、終わりました。あの、おじさんも、一生懸命、こらえてくれました。えらかったです。
若チさんも、結局は、騒がずに終わりました。まぁ、その後も同じ車両に乗ったようですので、その後に何があったかは知る由もありませんが。

なんか、(妙に)さわやかな通勤電車でした。
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by ja1toep1 | 2009-10-07 22:31 | 日記

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