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帰京

実家を車で出て、1、2分でまた実家から見える所を通る。ちょっとした隙間から見えるのだ。
昔はそこを通過する時に、お袋が心配そうに立って見ている姿を見つけてしまうと、後ろ髪をひかれる思いになったものだ。
記憶が定かでなくなった昨今は、そこに立たないお袋に、寂しい気持ちもあったけれど、今朝は、そこに立っているのを見つけた。

また来てね

うん

でも、毎日あそこで、私を待ってしまうんではないかと、今度はちょっと気がかりだ。




心配した雪も凍結も全くなく、非常時の装備は無駄になった。

お土産をいっぱい持って、すでに新幹線の中だ。

by ja1toep1 | 2009-01-12 11:16 | 病気・介護 | Comments(4)

Commented by fujiryujin at 2009-01-12 23:21
いいお話ですね~。
うんうん。わかるわかる(^^)v
去年亡くなった私の母は、別れの時「悲しくなるから送らないよ」と言って決して見送らない人でした。
新潟に住む主人の母は、姿が見えなくなるまで、いつまでもいつまでも追いかけて来て手を振ってくれます(笑)どちらの母も、大事な母です。主人の母ももう92歳です。最近は足が弱って、外に出ることが困難になってきたので、心配で遊びに行くよと言うと、来なくていい!と言います。その訳を聞くとね。「無事に来るか心配で心配で、居ても立っても居られない」のだそうです。親って有り難いですよね~。
なかちゃんさんの優しさが伝わってきました。
ホッとあったかい気持ちになりました。素敵なお話をありがとうございます。
Commented by こんけ at 2009-01-13 22:13 x
いくつになっても同じですね。
曾祖母が94歳のとき祖母が80歳でした。
(14歳で母になったんです。)
久しぶりに会って曾祖母が祖母にその歳で
『何かに使いなさい』ってお金を渡してました。
なんか、可愛かったですね。
私も息子が初めて家を出たときは
オイオイ泣きました・・・・
今度は娘だ
Commented by ja1toep1 at 2009-01-13 22:39
fujiryujinさん こんにちは。

「居ても立ってもいられない」という気持ちは、自分も親になって初めて分かりましたね。
Commented by ja1toep1 at 2009-01-13 22:40
こんけさん こんにちは。

>『何かに使いなさい』。。。
本当に、親にとっては、いつまでも、子供は子供なんですよね。
見ているとおかしいですけど。

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